12月勉強会

活動種別:教育情報事業
開催日時:令和4年12月23日(金)勉強会15:30~
開催場所:銭瓶町ビルディング8F 下水道メンテナンス協同組合会議室
参加者数:勉強会15名(内オンライン2名)

勉強会

担当(國松、尾島、村井)

働き方改革と労働事件の実際(講師はメンテ顧問弁護士 由岐和広先生)

総括

12月23日、12月勉強会を開催した。今回の内容は「働き方改革と労働事件の実際」という内容でメンテ顧問弁護士の由岐和広先生に講演をしていただいた。
まず冒頭に2024年から建設業で時間外労働の上限規制が適用されることが話された。その背景として30年後の総人口が1億人を切ることが挙げられた。

「子供の出生率の減少」「高齢者の増加」があり労働人口が6000万人を切る虞があることから、我々の業界の未来の為にも労働人口の増加が必要であるとされた。
現在の労働環境ではまだ多くの企業で規制の中で運営できていない状況もあり、残業代未払いなどの裁判の事例も多く発生しており、その例を紹介していただいた。

特に気を付けた方がいいとされたのは「従業員の勤怠管理について」という内容でその裁判は従業員が退職する前に数か月分の残業をしていたという日記を作成し、それが証拠と認められ3年分の残業を払わなければなくなるという衝撃的な内容であった。

これは会社が残業をしていないという証明ができないために起こった事案で勤怠管理は特に大事であることが強く話された。

その他にも何点か判例を紹介していただいた。

最後に由岐先生からは再度今回の様な話をする機会を作ってほしいとの要望があり、次の機会があれば「職場環境維持義務」「残業」「労働法制」について話したいと要望があった。

青年部は会社の代表や主軸となるメンバーで構成されている為、裁判の判例も身近に感じ、とても興味深く参考になった。

是非次年度も開催を実現したい内容であった。

月別活動報告

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