12月見学視察会
活動種別:教育情報事業
開催日時:令和4年12月2日(金)~12月3日(土)
開催場所:宮城県仙台市~石巻市~東松島市・宮戸島
参加者数:会員13名
令和4年度見学視察会
参加者13名 1泊2日
・1日目
東京駅⇒仙台駅
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石巻市・ARアプリを活用した「まち歩き」・震災伝承
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東松島市・東松島市震災復興伝承館
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仙台市内宿泊
・2日目
東松島市・宮戸島 月浜地区 23年度復興支援ボランティア地区視察
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松島湾特別航路遊覧船⇒仙台⇒東京
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仙台⇒東京
総括
今回の見学視察会は11年前の青年部がボランティアに訪れた東松島市・宮戸島の復興状況の視察を目的に実施された。新型コロナウイルスの影響により、令和元年度に行った視察会が最後となっていたが、今回は時期をずらす事により3年ぶりに開催することができた。
一日目は仙台駅から石巻市に向かい、ARアプリを使用したまち歩きを体験した。この体験はアプリを使用し、実際に震災のあった場所の「震災前・震災直後・震災後・未来」をタブレット越しに見ながら、現在と比較しながら被災した街を歩いて周れるというものである。 東松島市震災復興伝承館は当時被災した旧野蒜(のびる)駅の駅舎をそのまま活用し、駅のホームや券売機の展示もしてあった。曲がった線路が残されており津波の凄まじさを物語っていた。
二日目は東松島市・宮戸島 月浜地区へ訪れた。11年前に掃除した側溝や公園に向かう階段等当時の参加者に話を聞きながら歩いて周った。集合写真も過去の写真と見比べながら同じ箇所とわかるように撮影すると、きれいに整備された道路や街並みを見ることにより、復興の実感が沸いた。 最後に日本三景の松島の遊覧船に乗り、視察会を終了した。
今回は震災の地域に訪れ、実際に被災された方々の話を聞くことが出来、非常に貴重な経験をすることが出来た。東日本大震災は自然災害ではあったが、現地では予防策を講じ、被害を最小限にすることを伝えていっており、我々の仕事にも共通していることであると感じた。